ジェルネイルをすると爪が痛い!と聞いて、コワイなと思っていませんか?私も元々マニキュア派でした。ジェルネイルは爪に負担が大きそうだし、痛いのはイヤだなと思い避けていました。
でも、それは大きな勘違いです。原因を知り、正しく対処すればジェルネイルをしても爪は痛くなりません。
ジェルネイル歴8年、ネイルサロンに通ったりセルフネイルで10メーカー以上試した私がお答えします。
この記事を読んでいただければ
- 爪が痛む原因
- 正しい対処法
が、しっかり分かるようになっています。
原因と対処法を知れば怖がることはありません。マニキュアよりもジェルネイルのほうが、ぷっくりちゅるちゅるで長持ちしてくれるので、私はすっかりジェルネイルにハマりました♪
ジェルネイルで痛みが出るのは、爪が薄くなっていることが主な原因です。薄くなるのを防ぐために、オフが簡単で爪に優しい「シャイニージェル」を愛用しています。
ジェルネイルはシンプルなデザインでも存在感があるので、マニキュアよりも褒められることが多いです。「可愛い!」と言ってもらえた日はハッピーに過ごすことができますよ。
ぜひ、この記事を読んで「爪が痛くならないジェルネイル」について知ってくださいね。
ジェルネイルで爪が痛む原因
原因①硬化熱
ジェルネイルはマニキュアと違い、塗布した後にランプを使い「硬化」をする必要があります。ランプを当てることによってジェルネイルの成分が化学反応を起こし、爪の上で固まって維持される仕組みになっています。この化学反応が起きる時に、ジェルが熱をもちます。これを「硬化熱」と言います。ジェルネイルの性質なので、避けては通れません。
硬化熱はジェルの塗布量が多ければ多いほど熱くなります。アイシングジェルも熱くなりやすいです。また、繰り返しのジェルネイルで爪が傷み、薄くなっていると熱さを感じやすくなります。
原因②ジェルネイルの縮み
ジェルネイルを硬化するとキュッと固まる性質があります。その際に自爪の形も一緒に変わってしまって施術後に痛いことがあります。硬化時の急激な痛みではなく、押すと痛い場合はこれに当てはまります。爪が柔らかいと、縮みによる痛みが起こりやすいです。
原因③甘皮処理をやりすぎ
ジェルネイルを施術するときに初めにプレパレーションを行います。プレパレーションとは下準備のことで、プッシャー等を使い爪と皮膚の間をきれいに整える作業です。ジェルの持ちを良くするために必須の作業。重要だからといって気合を入れてやりすぎてはいけません。甘皮をカットするだけでいいのに皮膚まで切ってしまっていたり、必要以上にやりすぎて痛めてしまったりすることが初心者にはありがちです。
原因④サイドを削りすぎ
ファイルを使って爪の形を整える工程で力を入れ過ぎてしまっていることがあります。とくにサイドは皮膚に密着しているため注意が必要です。密着している部分までは削ることができません。無理やり押し当ててしまうと、必要以上に負荷がかかり爪まわりの皮膚の表面が傷つきます。お風呂や水を使う場面でヒリヒリと、しみてしまうことがあります。
原因⑤爪が割れている
爪が割れていると亀裂が大きくなって皮膚から離れそうになり、ジンジンすることがあります。ジェルネイルを施術すると自爪は見えなくなりますよね。実は見えない部分で爪が割れて、その間に亀裂が進行していることがあります。爪が割れているときに強くぶつけると激痛が走ります。
一度割れた爪は自然にくっつくことはありません。出来るだけ短く切り、亀裂部分が伸びて上に来るまではジェルネイルをお休みすることをオススメします。
補強することも可能ですが、苦労して補強してもまた割れたりします。なので私は割れたらオフして、一時的にマニキュアで保護して伸びるのを待っています。
原因⑥ジェルアレルギーを持っている
かゆみがあったり赤くなってしまう方は、ジェルアレルギーの可能性があります。最初はアレルギーを持っていなくても、ジェルが皮膚に付着したり、付着したものを放置したりしていると発症することもあります。
ジェルネイルの痛みへの対処法
対処法①硬化熱を抑える
硬化するときに熱くなりすぎて痛いという方は、
- ランプから出し入れする
- ランプの出力を下げる
- ジェルを適切な厚みにする
この3つを試してみてください。
ジェルは硬化する際に熱を持つ性質があります。そのため、高出力で一気に硬化すると熱さを感じやすいです。熱いと思ったら一度出して、落ち着いたらもう一度ランプに入れると良いでしょう。この方法でも問題なく硬化します。
熱い!我慢できない!と思ってから出しても瞬時には硬化が止まらず、余韻でさらに熱くなってしまいます。結構熱いな~と感じた時点で一度出してしまってOKです。
ギリギリまで粘ってたらヤケドかと思うくらい熱くて焦りました
ランプの出力を下げるというのも一つの手です。例えばLEDランプを使っているならUVランプにしてみると良いでしょう。ただしUVランプは硬化時間が1~2分と長いため、私は出し入れする方法を実践してます。
硬化熱軽減機能がついたランプもあるので、熱くなるのが心配な方はチェックしてみてくださいね。
硬化熱軽減機能:最初は低めの出力で徐々に高い出力に調整してくれる機能。
また、適切な厚みでジェルを乗せることも重要です。硬化熱はジェルの量に比例して増します。ぷっくりがいいからといって厚く塗りすぎるととんでもない熱さになることがあります。メーカーが指定する適量を守るようにしましょう。
対処法②爪の表面を削らない
硬化熱は絶対避けては通れないのですが、健康な爪で厚みがしっかりある場合はほとんど感じません。逆にジェルネイルを繰り返していて表面が薄くなると、熱くなりやすいです。私も初ジェルネイルのときはじんわり暖かい程度でした。ネイルサロン通いを3年続けた頃から、我慢できないくらいの熱さを感じるようになりました。
表面が薄くなるのを防ぐには、施術時にサンディングが不要な「ノンサンディングジェル」を選ぶようにしましょう。ひと昔前はサンディングが当たり前でしたが、今は優秀なノンサンディングジェルが増えています。
「サンディング」:ジェルを乗せる前に自爪を削り、ジェルの定着を良くする作業
あなたが始めようとしている今はめちゃくちゃいい時代です!!
対処法③オフを丁寧にする
爪が薄くなっていると痛みを感じやすくなります。爪が薄くなる一番多い原因は「オフのときに表面もジェルと一緒にはがしてしまっている」です。オフを繰り返すことでだんだん表面が薄くなります。
オフするときは時間をかけてゆっくり。決して無理やりはがすことのないようにしましょう。オフする際に爪を傷つけにくい「ピールオフジェル」を使用するのもいいですね。
私はピールオフジェルだとすぐにはがれてしまって合わなかったので「シャイニージェル」を愛用しています。シャイニージェルは爪に優しい成分で出来ていて、特殊な密着技術なのでオフが簡単です。それなのに3週間は持ちます。
気になる方はこ実際の画像付きで解説してますので、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
>>シャイニージェルの口コミは本当?ネイルサロン通い歴8年、セルフで10メーカー以上使った愛用者が徹底解説!
対処法④頻繁に付替えすぎない
ジェルネイルの持ちは3週間程度です。それを、「デザインを変えたい」「一部が取れてしまった」等の理由で頻繁に付替えすぎてしまうと、その分オフの回数も増えて結果的に爪が薄くなりやすいです。
しっかり3週間持たせるように、持ちの良いジェルを使用したり、プレパレーションをしっかりするように心がけましょう。はがれやすい方はベースジェルを見直してみると良いかもしれません。
>>セルフジェルネイルを長持ちさせるならベースが重要!リフトしにくくするコツを5つ紹介
ジェルネイルで爪が痛む原因と対処法まとめ
ジェルネイルで爪が痛む原因は
- 硬化熱
- 爪が薄くなっている
- 爪が割れている
- サイドや皮膚を削ってしまっている
- ジェルアレルギー
などがあります。
多数の人が感じやすい痛みは、「硬化熱」です。オフで表面が薄くなっていることが原因。オフを丁寧にして爪の表面をはがさないようにしましょう。オフが簡単なジェルや、ピールオフジェルを使用すると良いです。
- 硬化熱を抑える
- ノンサンディングジェルを使用する
- 丁寧にオフする
- 頻繁に付替えすぎない
爪が薄くならないように配慮し、薄くてどうしようもない場合は一度休みましょう。アレルギーを起こしている場合はすぐに使用を中止して皮膚科を受診してください。